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転がしてから食べるヤツ♪

今回は食べものネタです、行ってみましょう。

ある果物について。

知ってる人、結構たくさんいるのかな?

かんきつ類の一種で、「たんかん」という果物。

ウィキで調べてみたら、

ポンカンとネーブルオレンジの交配らしいけど。

私は鹿児島出身の後輩に教えてもらうまで、

この果物が存在していることすら知りませんでした(^_^;)

2013_03_17_hitoyasumi_tankan

 

 

 

 

(写真/ウィキペディア「タンカン」より)

サイズは、大きめの温州みかんくらいです。

でね、ウィキにも説明があるように、このまん丸な子は、皮が薄め。

しかも実にしっかり、くっついてしまっている。

ゆえに、そのままでは皮が結構、むきにくいのです。

そのため、食べる際にはまず手のひらで、たんかんを

軽くテーブルに押し付けて、

くるくる、コロコロ、

実全体をまんべんなく「転がす」必要があります。

そうすることで、皮が実から少し離れ、浮かせられるので、

むきやすくなるわけです。

しかも、この子、わりときれいな球形なので、

やってるとだんだん、楽しくなってきます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

そもそも、みかんをテーブルで転がし続けるなんて遊びをしたら、

子ども時代なんて「食べもので遊ばない!」とか怒られそうで、

ちょっとイケナイ気がするのに、この子はそれが許される(笑)

しかも見た目もまん丸で、なかなか愛らしい容貌なので、

転がしているうちにだんだん「ふふふ♪」という気分になって、

口元がゆるんでくるのです。「ふふふ、皮よ、

早く浮きたまえ♪」って感じ(笑)

ゆえに私は先ほどから「この子」という表現を使っています。

そういう気分になるのですよ、転がしてると(笑)

で、適当に転がして、ときどき皮を少し押してみて、

さっきよりは少し、やわらかくなったかな?

というところで(そんなにはっきり、わかりやすくは浮かないよ)、

おもむろに、ヘタの部分からむくのです。

ちなみにネットでむき方を調べると、

カッターや親指の爪で先に切り目を入れるとか、

リンゴのように上から「らせん状」にむいていく、などが

ありました。まだやってないけど、らせん状も楽しいかも♪

で、肝心のお味は、というと、

「甘い温州みかん・オレンジ風味」です。

今のところ、それ以外の「ハズレ」な味に、

当たったことがないのです。

甘くて、ほんの少しだけオレンジのような「ニガい方面」の風味もあって、

一言で言えば「うん、ウマイ!」です、素直に。

その後輩と同じ部署だったときは、ときどき、おすそ分けで、

鹿児島から送ってもらったものをありがたくいただけたのですが、

その機会がなくなってから、ネットで取り寄せるかどうかまで迷い(笑)

でも、みかんを、わざわざ買うのもなあ……、と思っていたら!!

ここ数年、たぶんほんの少しの時期だけ、

近所のスーパーでも売ってるではないですか!

なぜか、1~3月の間、ときどき仕入れてくれてるっぽい。

私が行くタイミングでは、毎年1~2回しかお目にかかれないのです。

6個入り495円。うん、少し高め。

なので毎年、まず1袋買って、まあ、もしかして

もう一度お目にかかれたら、ラッキーで買おうかな、な感じ。

ちなみに今年は、先週末にやっと(笑)出会えました。

さすがに毎日は、そのスーパーに行かないからね……。

てなことでここ数日は、1日1個ずつ、

転がしてかわいがって(笑)楽しんで、おいしく味わってます(´∀`)

かんきつ類が「ものすごく好き!」というほどではないので、

ま、毎年のお楽しみです。

ちなみに、我が家に常駐している果物はバナナ、

出回る時期にはつい、手が伸びてしまうのは

いちご(しかも「ほのか」「とよのか」好き)、種なしぶどう、柿。

絶対に毎シーズン、わざと高いのを買うのが桃。

とはいえ桃は、お盆のころ、買うとしても

2~3個くらいまでにするよう心がけます。

なんせ桃はね、気分によっては

取り寄せることもあるくらい好きなのですよ……。

味(酸味と甘味の具合)がほぼ確実に、

値段に比例する果物だとわかっているので、

高級品を「夏の終わりの贅沢」として楽しむのですo(^-^)o

そういう意味では、この「たんかん」も、

同じように季節限定で楽しむ果物ですね♪

知らなかった方は、見かけたらどうぞご賞味くだされ(^ ^)/

がんばってるケーキ屋さん

さて、キクロン1本ではあまりにあまりなので(笑)、もう少し増やしていこうかな。

次は食べもの話。

これに関しては、はい、いちばん最初にここで、宣言しておこう。

私は けっこう 食いしんぼうです にひひ音譜

母がオイシイモノ好きだったこともあるが、その薫陶をしっかり受け継いで(?)、

食費の割合、つまりエンゲル係数はずっと高めだと思う。

最近はさすがに昔ほどではなくなったけど、以前はお取り寄せもバンバンしてた(笑)

そんな私が学生時代以来、ずっと注目し続けているケーキ屋がある。

それが「アンリ・シャルパンティエ」。

デパートなどにも小売店は進出しているから、ご存じの方も多いだろうと思う。

こんなマークのケーキ屋ね

    ↓

henri

このケーキ屋さん、素材が高級だったり、斬新だったりする率が高く、

一時期には、パリのパティシィエと提携して、

とんでもない斬新さを誇っていたのである。

写真を探してみたら、2005年。夏のシーズンケーキに、アンリは

こんなケーキまで売り出していたことがあるのだ。

……驚かないでね、その名も「テニシア」。

       ↓

       ↓

       ↓
       

tenisia

おい、そのまんま過ぎないか、アンリ!? 

しかも中に白身と黄身らしきものまで入っているのはなぜだ!?

(実はバニラとアンズを使ったクリームやソースなどだった)

サイズはテニスボールよりはもちろん、小さめだったが……。

これを、お店で見たときの、ええ、衝撃ったら!ドンッ

もちろん喫茶できる店に速攻で行き、同じく食いしんぼうの後輩とともに食したのであった。

その後、複数の同僚や後輩とともに、この夏3回(笑)、食したわけだが……。

そのときの、皆のお味の感想。

「確かに、夏の避暑地の味がする!」

「テニスの恋の爽やかさだわ♪」

「なぜ黄身の食感がアンズ味で再現できるのか(爆)」

「殻が割りにくい」(黄色のふわふわの下は、ホワイトチョコのボール)

とにかく、見た目も、味の調い方の意外性も、ダントツであった。

こんな見た目なのに確かに、高級ケーキの味なんだよ!

お店もさすがに反省したのか(^^;)、最近はパリとの提携もやめてしまって、

せいぜい夏のマカロンに水色つけるくらい(笑)で落ち着いてきているけれど……。

でもね。各ケーキのレベルは高いです。

ぷるぷる、とろり、まったり、それぞれの食感の絶妙さ、

甘味と酸味など味のバランス、食材の組み合わせの意外性、

層の重ね方などは本当に気を配っているように思えるので、

可能であればお家でなく、イートインできる喫茶タイプのお店で食していただくことを

お勧めする(といっても最近は関西と関東だけになってしまったのだが)。

とくにシーズンデザートは、「何の食材をどうしているのか」と

思わず店員に尋ねたくなる確率、高いです(笑)

目の前でフランベしてくれるオレンジ風味のクレープも絶品だし、

テイクアウトなら、ふんわりの「のの字ロール」や

まさにバター味の濃い「フィナンシェ」プラス軽さの「マドレーヌ」が好き♪

ええ、このケーキ屋に関しては、ワタクシ、完全なる回し者ですわ(笑)、お許しください。

HPもご紹介しておきます~♪

◎ アンリ・シャルパンティエ