それに関わってきた私が言うのもなんだけど、
気をつけないとあっという間に「嫌がらせ」と紙一重になる。
いわゆる「押し付け」の部分がどうしてもある、ということね。
これって、広告の仕事をしている諸先輩方、
とくに一流デザイナーさんなどからはときにビシバシ怒られながら(笑)、
話や感覚としてたくさん、教えられてきたことなんだけど。
そういう方たちは、だからこそ、パッと咲いてパッと散る、
つまりよい印象や余韻を最後に残す、というところに
自分の能力を発揮しようと、その仕事にかけておられていて。
昔、紙媒体が主流だったころから、新聞の折込チラシでも何でも、
興味ないものが混ざってたらゴミが増えたとしか思ってもらえない。
それが、広告というものの、基本の形。
そういう一方通行な面をはっきり認識したうえで、
「それでも良いほうへ認知してもらう」ために
一所懸命に考え、表現していくものだと、私には思えている。
で、個人向けの、ネット広告の手法記事などをたまに読んでみると、
なんか気持ち悪いことに「顧客ってこんなもの」という適当な決め付けで
いかに「自分が楽して早く儲けるか」が、最近なのかな、わりと主流のようで。
そういうのに限ってまた、マーケの用語装飾(笑)も豊富。
まあ、短期間しか通用しないやり方で
黒いことやってる人は別として(これが何を指しているかは
ご想像にお任せします)、ある程度まで儲けようとするなら、
告知を楽してなるべく安価な手法で、しかも早めに
たくさん稼ごうとすること自体、「投機」に近い
一種のヤマ師のやり方だと、気づけているはずなんだけどなあ。
で、良いヤマ師でも悪いヤマ師でも(笑)、
ヤマ師になるって、かなりの技術も才能も必要なんですけど。
単にアイデア云々のみならず、知識、感覚、
人の懐になんとなくスルッと潜りこめる性格も含めて、ね。
誰とは限定しませんよ、いっぱいいるから。
たとえば代理店形式でモノを販売するのを始めて
成功させた人なんかがその典型例。そういう人こそ、
『先に』自分を信用してもらうのがすごくうまい。
で、ネット上で、別にヤマ師ほど短期集中・一発勝負でなくても、
この『先に』を普通に、いい意味で使っている人も
たくさんおられて、やはりそういう人は
「わかりやすく」成功されている。
私はホームページ制作のためのSEO関連のからみから、
ネット上のビジネスを上手にやっておられる方の様子等、以外は、
対策情報をある程度の知識として知っているだけなんだけど……。
ネットを用いての告知や商売、たとえばアフィリエイトにせよ、
せどりにせよ、その他、商材販売や広告収入狙いなどであっても。
それなりの成果や収入を上げたいなら、告知・宣伝していくうえで
きっと「その人自身」がある意味、商品的な価値を持って
他者から信用『も』されていかなければ、安定や大金には
結局、つながっていってないんだな、と思えるのだ
(昔、友人つながりで、先物取引のデイトレーダーをやっておられる人の
話を聞いたことがあるけれど、集客系以外のネット投資ビジネスで
個人的に本当に儲かっている人は、そもそも自分の
極めつけの稼ぎ方法は公開したがらない、という習性も
傾向としてあることは教えてもらった)。
そういう部分で、SEO対策と銘打って
行き当たりばったりで自動ツールを使う人なんかは、
マーケティングの言葉にあれこれ踊らされ、
自分自身が「ネギ背負ったカモ」になってることに
そろそろ気づいてもいいのでは、と思う。
もちろん自動ツールそのものを、安易に否定しているわけじゃない。
たぶん最初のころなら、ネットビジネスをやっているもの同士は
連携するきっかけになるのだろうと思う。
人脈を広げる、という部分で「同じ思考や目的」の人なら
集めやすいんだと。
でもそれをなるべく大きく使って、つまり
広告においても商品等のよさを理解してもらう「信用」へと
つなげていくためには、
マーケ的な研究や工夫はやっぱりかなり必要だろうし、
自分がそもそもどういう方向の広告手法なら向いてて、とか
そんな分析もだんだんそこに、関わってきて……。
それを無視して、ただツールの使い方を素直に信じて
適当に安直に使ってたら、よい稼ぎにまでつなげるのは
なかなか、困難だろうなあ、と。
「ま、他者のことなんてどうでもいいんだよ」なんて人も、
イヤな話だがもしかしたら増えてるのかな、とも思うけど……。
でもたとえ黒い方向のことしてたって、よほど自分が割り切れない限り
「成功」は難しいよね、やっぱり。
たまたま最近、同じような商品内容のアフィリブログへ
誘導したいのであろうか、
毎日何回もペタをつけてくれる(笑)人がいて。
大量アカウントの数戦術でアメブロ登録されているようなので、
その人(たち?)のところからいろいろ関係をたどっていってみたのです。
そうしたら、ペタをつけてくれているご本人かどうかはわからないけど
ある人のところで、プロフィールだったか、なうの画面だったか
「人に毎日、嫌がらせするのが生きがいです」という発言にたどり着き、
爆笑したことがあった。
そう、まさに、自動ツールは「そういう方々に『も』うってつけ」の
使い方ができるのです。
広告は嫌がらせと紙一重、の部分を、みごとに
「嫌がらせ」のほうへ絞って使っておられて、ある意味、王道(笑)
なのでまあ、天晴れとは思えました。
*:・( ̄∀ ̄)・:*:
とはいえ消すし、通報もするんだけどね(笑)
なんらかのビジネスを「したい」なら、
つまりはそれって、商売、ってことになるので……。
「自分がいかに『信用』されるか」という、超・当たり前の
基本中の基本は、やはり(ある程度、稼いでいきたいのであれば)
大切にされたほうがいいんじゃないですか~、などと思う。
それは広告宣伝を、従来の手法でも行っている
上場の株式会社だけに限った話ではないのだと。
私がふだん、読者登録をさせていただいている方々の記事が
昨日いくつか、そんな話だったので、ふとそう思ったのでした。
あなたもまた「顧客」のひとりなんだから、
儲けたいなら「自分が顧客」って感覚を大前提にすれば?
って、意味わかるかなあ、誰に話しかけてるのだろう、私(笑)