私たちの「正義」

不思議なことに国単位であれば、

一方の側にとって正しいことが

なぜかもう一方を「殺してしまっていい理由」にさえなる。

そしてそれはそのとき、「正義」と呼ばれる。

 

以下の4つ(+おまけ1)を読んで、

日本がイスラエルに武器を輸出しないで済む方向を

一緒に探ってほしい。

日本が、「どちらかのみの正義」に加担しないで済む方向へ。

命を、金儲けに使わない方向へ。

 

根本的に、おかしいと思わない?

考え方が違う人間は殺しちゃいたいんだけど、

と脅しで言われた(?)からって「じゃあこっちも」って、

あっさり武器を持って、威嚇し返すこと、そのものが。

 

それ、何も「終わらない」。

悲惨な結果をいつか生み出して、諦めがつくまで、

永遠の“憎しみ合い”が、「始まる」だけ。

その、まさに今、憎しみ合いの激化が進行中の事例。

 

これ、まともに読んでみてほしい。

平和なありがたさがしみるよ、「海の日」という祝日。

それを感じてくださることを、本気で願う。

 

まず現地ジャーナリストと日本の新聞からの情報2つ。

【ガザ発】 「イスラエルはなぜ私たちの子供を殺すのか」 @tanakaryusakuさんから (悲しい写真があるので、覚悟して、でもお読みください)

http://ow.ly/znbSj

 

ガザ:死者400人超える…戦闘激化、医療態勢は崩壊寸前 – 毎日新聞

http://ow.ly/znbPO

 

次、当事者たちの「双方に理由がある言い分」2つ。

ハマスは実際、砲撃を阻止しようとしてた。

子どもを殺した兵士たちは、捕まる「かも」しれない?

いずれにせよ、どちらも、「自分たちが愛する人を

守りたいだけ」なのだと、よくわかるよ。

RT@yasegamanA: 凄い時代だなぁ。

【ガザ地区在住】パレスチナ市民だけど、なんか質問ある?

http://ow.ly/zncyi

 

【ガザ地区】イスラエル軍兵士だけど、なんか質問ある?

http://ow.ly/zncBv

 

最後におまけ。私たちが「どういう受け止め方をするか」の

危険性について。

イスラエル側に関する報道を見て、ハマスが戦闘を激化すれば

イスラエルはさらに、市街地への攻撃を大規模化できる。

メディアを読む私たちが、ひとつの情報に頼らず

しっかり情報を探さないと、こうやって

虐殺に加担さえしていくことになる。

http://ow.ly/zncb5

 

さあ、いかがでしょうか。

これ、日本人も将来、同じ穴のムジナになることを選ぶ?

イスラエルに武器を輸出して加担する?

将来、もしかしたらハマスからテロ受ける?

さらには隣の大国と、同じようにお互いの正義を

どちらかが負けるまで、ぶつけ合うってこと?

それを子どもたちにも引き継がせるってこと?

 

始めちゃったものは仕方ない、とか言って逃げるなよ。

それに机上の空論で、偉そうぶって高みの見物もするなよ。

あの最初の記事の写真の、子どもを抱えた男性が、

「あなたの子どもと孫である」日が来るかもしれない道を、

日本は歩み始めようとしてるんだから。

それをどうするか、あなたが今、

まさに「選ぶ立場にある大人」なんだから。

 

それでも、武器を作って売って持って、軍隊強化して、

場合によっては若者に「人殺しさせる」のは、

相手から威嚇されたんだから、正しい道かしら。

本当に、人間として、正しい道、なのかしら。

それを、日本人である私たちは「選ばねばならない」かしら。

ほかにもある「誤解をお互いに解いていく」道は、

どうして、ダメなのかしら。

 

あとでもう1本、日本が「戦争放棄を決めたころ」の話を書きます。

 

 

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